2009年5月30日土曜日

Firefox の起動が超重い

最近 Firefox が異常に重くて参っています.起動時にものすごい勢いでディスクアクセスを初めて,ほぼ完全にフリーズしてしまう.

cCleanでインターネット一時ファイルやクッキーをごっそり削除したり,更新自動確認もオフにしたり,Fireboot でアドオン中の日英以外を除く言語を削除したり…と色々やった結果かなりマシになりました.

どうも適当にググるとこの起動時の異常な重さは最近の Firefox のバージョンによく見られる現象のようですので,軽いバージョンがリリースされるまで Chrome を使って凌ぐことにします.
Chrome がリリースされて以来,Chrome を使ったり Firefox に戻ったりを繰り返しています.

2009年5月23日土曜日

俺もスパイウェアの被害に…

最近firefoxがえらく重くなったのでインストールしているアドオンを確認すると,"Microsoft .NET framework assistant 1.0" なる見覚えのないものが加わっておりました.どうやら.NET Framework 3.5 SP1を当てるとインストールされるらしいのですが,僕はこのアドオンのインストールについてダイアログを見た覚えがありません.しかも,user-agent の末尾に勝手に "(.NET CLR 3.5.30729)" が追加されています(自身の user-agent はここなどで確認できます).

アドオン付録の説明によると,この Microsoft .NET framework assistant 1.0 をオンにすると「ClickOnce のサポートと、インストールされている .NET Framework のバージョンを Web サーバーに報告する機能」が有り難く頂けるそうですが,こんな糞くだらない機能のために断りもなくインストールされ,勝手に user-agent を書き換えるのでは,スパイウェアと同じです.

意外に便利な機能なのかも知れませんが,この方なども怒ってらっしゃるように,ともかくマイクロソフト社製のアドオンが

  • 何の事前了解もなくインストールされ,
  • セキュリティの安全などに関わるアドオンでもないのに勝手に有効化され,
  • user-agentを勝手に書き換え,
  • アドオンを無効化してもuser-agentは書き換えられたままで,
  • 悪質なことに以前はアドオン画面上で無効化できない仕様だった
というのは事実です.ClickOnce を普及させたいのかもしれませんが,Microsoft 社にせよ ClickOnce にせよ,イメージが悪くなるだけでしょう.こんなくだらねーもの作る暇が有るんだったらオフィスの値段下げろ.

なお,現在はアドオン設定画面で「無効化」するだけで機能をオフにできますし,幸い Firefox では User Agent Switcher などを使えば比較的容易に user-agent の修正ができます.

2009年5月17日日曜日

クルトガの真面目なレビュー

先日の記事でクルトガについてもう少し書きたかったんですが,話がキシオさんの動画の面白さとかB'zの格好良さの方に逸れてしまったので,改めて記事を分けてクルトガについてレビューしたいと思います.発売されてから1年2ヶ月たった物についてレビューを書くのもナンですが.
なお,この文章は0.5mm芯,473円のものについて書いています.他にも定価1000円のハイグレードモデルがあるそうですが,そちらについては当てはまらないかもしれませんのでご注意.

件の記事でも書いたことですが,クルトガのウリ通り,芯が尖り続けます.正確に言えば芯の接地面積がほぼ一定に保たれるため,芯の先端形状を気にしてペンを持ち直す必要がありません.よって長い文章を書くときなどにはこの利点が効いてきます.あと,「持ち替えた直後に極端に尖った先端で書く」ということも無くなるため,芯先が砕けて粉が出ないというのも大きい.柔らかい濃い目の芯を使っている人や,筆圧が強くて芯が砕けやすい人にもお薦め.

クルトガには[筆圧が芯に加わる→筆圧が芯から無くなる]の一巡で芯がわずかに回転する機能(クルトガエンジンと言うらしい)が与えられており,これにより芯が尖り続けるわけですが,このために芯先を紙に当てたときに芯がわずかに沈み込むようになっています.慣れると気になりませんが,敏感な方は気になると思います.
また,今のところ発売されているバージョンではペン先が引っ込むものは無いようです.クルトガエンジンを組み込むための構造的制約によるものだと思われますが,このため尖ったペン先が出続けているシャーペンを好まない方にはお薦めできません.

あと一つ,個人的にクルトガが良いのは非常に軽いところです.以前鉛筆を使っていたのは軽いためでしたが,鉛筆から乗り換えても問題無い軽さです.人によっては軽すぎると疲れるそうですが…(ハイグレードモデルはペン先を重くしているようです).

2009年5月16日土曜日

修平・・?修平・・?修造・・!?

単に「タダで使える鉛筆が家にたくさんあるから」という理由だけで研修中は筆記用具は鉛筆で通すつもりでいたのですが,修造の家庭訪問(三菱鉛筆作成の謎の宣伝動画)やらFire! Fire!(ニコニコ動画.キシオさん作成のMAD)を見てるうちに洗脳され,というより500円図書カードの臨時収入があったため,クルトガ0.5mオレンジを買ってしまいました.クルトガを買うかどうかで悩んでいたときにちょうど500円の臨時収入が来るもんだから,これは買うしかない.それにしても,いい歳をしてたった472円の買い物に悩むというのは我ながらどうかと思った.

クルトガのセールスポイントは公式サイトに書かれている通りで,字の太さが変わらない点以上に,芯の粉がでにくい点がかなり良いです.鉛筆を使っている間は,粉が大量に出るため机がかなり汚れてしまい激落ちくんを会社に持ち込んで掃除したほどでしたが,昨日会社で一日クルトガを使っている間はほぼ全く粉は出ませんでした.


僕はFire!Fire!を聞きすぎたせいで洗脳されました.イントロの鳩ギターが秀逸すぎると思います.これを聞いた後に原曲を聴くとやたら格好良くて逆に笑えて困る.

そういえば,高校時代にアンチB'zの友人が「Liar! Liar!だけは良い」と言っていました.何故だろう.この曲も僕の中ではB'zの中で「割と最近の曲」なのですが,もう10年以上前か….

2009年5月8日金曜日

「史上初」への熱狂

今,英語教室の予習でオバマ大統領に関する記事を読んでいます.オバマ大統領に関する記事が英語教室のテーマになるのはこれで2回目です.講師の方は年配の日系アメリカ人の方ですから,有色人種の大統領就任に思うところがあるのかも知れません.

それにしても,この記事には "hip" が実にたくさん出てきます.まあこれはタイトルを見れば分かるとおり記事のテーマなので仕方ありませんが,記事全体に漂う異様な熱っぽさは読んでいて少々疲れます.我々日本人にとっては海外の話ですから大騒ぎするといっても商売の種にしたい出版社や小浜市の方々以外は割と冷静なようですが,アメリカ合衆国国民,特に有色人種の人々の熱狂はさぞ凄まじいのでしょう.

ちなみに,日本海海戦(我が国の海軍が1905年にロシアのバルチック艦隊に対馬沖で勝利)のときは世界中の有色人種が熱狂したそうですが,「小村寿太郎とその時代」などにはアメリカでの反響が記されています:

 アメリカでの反響は、成功物語好きのアメリカ人気質を反映して、凄まじいものがあった。大統領ローズヴェルト自身、一日中海戦のニュースを聞き「神経が立って、自分の身はまったく日本人と化して、公務を処理することもできず、終日来訪者と海戦の話ばかりしていた」といっている。金子堅太郎がワシントンのレストランに入ると、客が次々に立って握手を求め、あるいは杯をあげて日本万歳を唱え、バンドは「君が代」を演奏した。
 『ワシントン・タイムズ』は、日本の勝利は文明・自由・進歩の勝利であるとして、「スラヴ人種とアングロ・サクソン人種は二十世紀中に決死の闘争をする、との予言があるが、はたしていまやその一部が実現したといえる。なぜならば日本はアングロ・サクソンの正統な後継者だからである」といっている。
「日本の勝利は文明・自由・進歩の勝利」というのは,対戦国のロシアが当時皇帝による専制国家であったためで,「日本はアングロ・サクソンの正統な後継者」というのは日英同盟の上で戦争を戦っていたためでしょう.

ここで出てくる「ローズヴェルト」はフランクリンさんの方ではなく,セオドア・ルーズベルト(Theodore Roosevelt, Jr.)の方です.この人は,アメリカ外交史の中では例外的に力の現実,即ちパワーポリティクスに準じた考えに徹した人で,たとえば韓国併合については
「韓国は絶対に日本のものである。たしかに条約は韓国が独立を保つべきだと厳粛に約束している。しかし韓国自身は条約の実行に無力である。韓国が自分自身のためにまったくできないことを、どこか他の国が韓国のためにしようと試みるなどと想定するのは問題外である」
と冷たく言い放っています.そのようなルーズベルトが「まったくの日本人と化す」ほどに興奮したというのも何やら愉快な話です.

最後に,同書に書かれたルーズベルトの言葉は個人的に大変共感できる思想なので,引用しておきます.その後のアメリカが理想主義と現実主義の混じった外交行動で現在に至るまで世界中を困惑させてきたことを思えば,含蓄があるように思えます.
「私は空想的な平和の条約や、力の裏付けのない紙切れを信頼しているウィルソンのような態度を嫌悪すべきものと考える。外交政策に関しては、フリードリッヒ大王やビスマルクの伝統のほうがウィルソン的態度よりも、国家や世界のためにはるかによいことである。力の裏付けのない正義に酔うことは、正義という口実を捨てた力以上に有害である」

2009年5月6日水曜日

海上自衛隊見学

先日福井在住の弟の家に車で遊びに行ったのですが,途上舞鶴あたりで海上自衛隊の基地があり,一部自衛艦の一般公開をしていました.予定よりも早く着きそうでしたし,せっかくなので見学していきました.


あわてるな


まさかのリヤカー


真心の補給


アルバムはこちら↓.
20090504海上自衛隊


ところで初めて海上自衛隊のホームページを閲覧したんですが,真面目な情報の他に「今日のレシピ」なるページもあり,ちと謎.紹介している料理も別にシーフード限定でもないようで,タケノコ料理(海どころか山)なんてのも紹介されています.