2009年5月17日日曜日

クルトガの真面目なレビュー

先日の記事でクルトガについてもう少し書きたかったんですが,話がキシオさんの動画の面白さとかB'zの格好良さの方に逸れてしまったので,改めて記事を分けてクルトガについてレビューしたいと思います.発売されてから1年2ヶ月たった物についてレビューを書くのもナンですが.
なお,この文章は0.5mm芯,473円のものについて書いています.他にも定価1000円のハイグレードモデルがあるそうですが,そちらについては当てはまらないかもしれませんのでご注意.

件の記事でも書いたことですが,クルトガのウリ通り,芯が尖り続けます.正確に言えば芯の接地面積がほぼ一定に保たれるため,芯の先端形状を気にしてペンを持ち直す必要がありません.よって長い文章を書くときなどにはこの利点が効いてきます.あと,「持ち替えた直後に極端に尖った先端で書く」ということも無くなるため,芯先が砕けて粉が出ないというのも大きい.柔らかい濃い目の芯を使っている人や,筆圧が強くて芯が砕けやすい人にもお薦め.

クルトガには[筆圧が芯に加わる→筆圧が芯から無くなる]の一巡で芯がわずかに回転する機能(クルトガエンジンと言うらしい)が与えられており,これにより芯が尖り続けるわけですが,このために芯先を紙に当てたときに芯がわずかに沈み込むようになっています.慣れると気になりませんが,敏感な方は気になると思います.
また,今のところ発売されているバージョンではペン先が引っ込むものは無いようです.クルトガエンジンを組み込むための構造的制約によるものだと思われますが,このため尖ったペン先が出続けているシャーペンを好まない方にはお薦めできません.

あと一つ,個人的にクルトガが良いのは非常に軽いところです.以前鉛筆を使っていたのは軽いためでしたが,鉛筆から乗り換えても問題無い軽さです.人によっては軽すぎると疲れるそうですが…(ハイグレードモデルはペン先を重くしているようです).

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