2007年12月28日金曜日

大阪に帰って参りました。大阪の実家にはなにより猫が居るので嬉しいです。


クロとマル。

クロは僕のお気に入りですが僕になつきません。マルはクロ以上に僕になつきません。


レオ。

最近老化のせいか動きが緩慢になってきたのですが、そのくせ写真には写ってくれませんでした。

2007年12月25日火曜日

年末年始についてご連絡


  • 僕は2007年12月28日から2008年1月3日まで大阪の実家にいる予定です.
  • 申し訳ありませんが,年賀状は出しません.来年は頑張って出したい.
  • 連絡はメール(携帯またはgmail)でお願いします.

日本人の憐憫の情の深さ

フランダースの犬は欧米では「負け犬の物語」であり,そもそも知名度も高くない…という記事(読売新聞).

悲しい結末の原作が、なぜ日本でのみ共感を集めたのかは、長く謎とされてきた。ボルカールトさんらは、3年をかけて謎の解明を試みた。資料発掘や、世界6か国での計100人を超えるインタビューで、浮かび上がったのは、日本人の心に潜む「滅びの美学」だった。

 プロデューサーのアン・バンディーンデレンさん(36)は「日本人は、信義や友情のために敗北や挫折を受け入れることに、ある種の崇高さを見いだす。ネロの死に方は、まさに日本人の価値観を体現するもの」と結論づけた。
とのことですが,この結論はある程度正しいでしょうが,僕は少し違和感を覚えます.日本人が「フランダースの犬」を受け入れたのは滅びの美学というより,単純に「かわいそうだな」という憐憫の情によるものではないでしょうか.日本人の憐憫の情の深さはおそらく伝統的なもので,徒然草にも「生き物を珍しいからと言って檻に閉じこめて飼ったり,ましてや虐待などしてはイカンと思う」といった記述がありますし,サンフランシスコ地震(明治39年に発生したもの)のときには日本からの義捐金が最も多かったということもありました.

ただしサンフランシスコ地震への義捐金が多かったがために,直後のアメリカによる日系移民排斥に対して日本の世論が激昂することにもなりました.日米間の対立の始まりであり,歴史の中の不幸な出来事とも言えます.しかしアメリカ合衆国は17年後の関東大震災のときに迅速な救援措置や募金,チャリティーで十分なぐらいの「恩返し」をしてくれています.

2007年12月24日月曜日

Royal Youtube (英国王室ようつべ)

英国女王陛下のクリスマスメッセージがYoutubeで配信されるんだとか.
というか,もともとYoutubeには英国王室チャンネルがある!日本の皇室もこういう文化発信の道具を上手く利用すると良いと思うのですが…

ちなみに王国はサウジアラビア,オランダ,デンマーク,タイなど世界に複数ありますが,英語で「Royal **」と書かれているものは,全て「英国王室**」の意味となるようです.例えば「Royal Airforce」はイギリス空軍を意味します(Royal Airforce=RAと略されたりしますが,スピットファイアとレーダー,国内工場のフル回転でバトルオブブリテンを戦い抜いた伝統ある空軍です).イギリス自体単に「United Kingdom」ですし.

皇室は世界唯一,日本だけの存在です.もともと「天皇」は世界に一人しかいらっしゃいませんが,「Emperor」に当たる方も,現在は天皇陛下ただお一人です.ウィキペディア英語版より:

Today the Emperor of Japan is the only remaining emperor on the throne in the world.


話題が逸れまくりですが日本の航空自衛隊のF-22導入は実現できるんでしょうか?80機導入すると施設費などを含めて5兆円ほど必要なんだそうですが(「日本の防衛戦略」より).中国が軍事費を毎年凄まじい勢いで増額している(20年連続10%以上増額.2006年は18パーセント以上.)というのに,日本は財務省が茶々を入れて防衛費を削ったりしている体たらくです.

2007年12月23日日曜日

尾山神社に行った


入り口はこんなんですが,神社


その証拠(?)にしめ縄


入り口はなんだか凄いですが,なかは居心地の良い庭園になっています.


この橋は歩いた


謎俳句


場所はこのへん↓

拡大地図を表示

2007年12月13日木曜日

ユニオンジャック問題・続報

先日ユニオンジャック問題について軽く触れたのですが(ページビューが激増してビックリ.ありがとうございます),最近ネットで新デザイン投票をネットで行ったそうです.で,票が集まったのは…↓





…これで良いのか大英帝国!
一番上はグレン団(アニメ「天元突破グレンラガン」に登場.僕は見ませんでしたが,最近少ない直球熱血アニメということで人気だった模様).
真ん中はルイズ(アニメキャラである以前にフランス人).ジャンヌ・ダルクを焼き殺しナポレオンをセントヘレナ島に送り込んだイギリスの国旗が,今度はフランスに侵略されたという訳です.…ちょっと違うか.この話題には関係が無く,また新しい記事ではないのですが岡崎久彦さんの「凡庸なフランス」が面白いです(元の記事が紛失状態なのでGoogleキャッシュのリンクを張っておきます).
一番下のものはアニメには絡んでいませんが,グレン団やルイズ以上に問題がありそうです.

と大げさにかき立ててみましたが,日英のアニオタおよびジョーク好きが多く投票した可能性が高いですし,元の記事を書いた人も冗談を分かっているからこそこういう画像を載せたのでしょう.その証拠に,
We selected 20 of the best submissions and after a week-long online poll the sunglasses-dragon has emerged as the overwhelming favourite, with 55 per cent of the vote.
上記の旗を候補に入れちゃってるんだし.

これを書くに当たって痛いニュースで和訳記事+2ちゃんねるの反応を参考にしました.

2007年12月8日土曜日

気分はポルナレフ

「機動戦士ガンダム00」を見ていると思っていたら,いつの間にか英語版ハルヒで英語のお勉強をしていました↓.


00の内容のグチャグチャぶり(もちろん悪い意味)に呆然とした僕の心がいつの間にか英語版ハルヒに向かってしまった模様.以前00は効果音が素晴らしいから試聴してるぜ!と高らかに宣言した僕ですが,効果音の良さだけでは試聴を続けるのは難しいですな.
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
『おれはモニタの前でガンダム00を試聴していたと思ったらいつのまにか英語版ハルヒを見ていた』
催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…


ところで,英語版ハルヒはなかなか面白いですね.
アニメの英語吹き替えは海外のファンには酷評されることが多い(海外には声優が少ないあるいは全くいないので,日本の声優が半ば海外オタクには神聖視されているそうです)のですが,英語版ハルヒは吹き替え担当声優を厳選したようで,声に違和感がないし演技も素晴らしいです.
英語版DVD欲しいんですが,日本で買えるのかな?そもそも買っても試聴できるのかな?情報求む.

2007年12月6日木曜日

韓国大統領候補・李白

僕は目が弱いのか頭が弱いのか,おそらく両方ともですが,よく文章の前後上下をまぜこぜにして読んでしまい混乱するのですが,タイトルの「李白」も本当は

韓国大統領候補・氏「潔
でした.

逆に書くときには同じ文字を繰り返して書いてしまうことがたまにあり,「ポアソン分布」を「ポアソン分分」と書いて自分で笑ってしまったことがあります.ああ恥ずかしい.

2007年12月1日土曜日

日の丸問題ならぬユニオンジャック問題

最近イギリスの国旗であるユニオンジャックにウェールズのデザインも加えようか,という話があるそうです.

ウェールズのデザインが加わっていなかったこと今まで知らなかったのですが,ウェールズのデザインは↓のようなドラゴンで,ユニオンジャックとは相性が悪くて困っていたのかもしれません.


確かに組み合わせにくそう


ほんの数日前,この問題を知った2ちゃんねらーたちが面白半分(あと本気半分)で新ユニオンジャックを考え始め,次々とコラ画像が作成されていったのですが,なんとこれがもうTelegraphに掲載されてしまいました.

Telegraphはご丁寧にも画像付きで掲載しており,↓のようなアニメキャラを使ったものまで紹介されています.

英国病ならぬ釘宮病か


ルイズってフランス人じゃねーの?と2ちゃんの方からもツッコミが入っていますが,僕はこのアニメはよく知らないです.ジョークが好きで,世界中で毎日のようにユニオンジャックが焼かれても苦にもしない英国人なら許してくれるでしょう,たぶん.

それにしてもこういう事に対するイギリス人の器量の大きさというか,大国民らしい態度は羨ましいですね.日の丸を焼かれて怒るぐらいなら良いですが,戦前は中国やらアメリカやらに日本人の怒りっぽさを実際に利用されてしまっただけに.
イギリスは大国としての歴史の長さに加えて,アングロサクソンの民族性も一つの要因かもしれませんが.