タイトルの通り,僕はフィクションの中のエログロ描写というのはエンタテイメントの一種であると思っています.もちろんかなり人を選ぶ種類の物であることは間違いないのですが.
世界的に有名な日本の現役映画監督と言えばご存じ北野監督か,三池崇史監督だそうですが,三池監督作品にはエログロ要素が多いですね.
僕個人としてもフィクションの中のエログロや,フィクションの中の不幸は割と好きです.一応断っておきますが,もちろん僕は現実の世界での不幸を喜ぶ人間ではありません.
ただ,僕は人間の中には暴力や他人の不幸を好む部分が個人差はあれど存在するのではないかと考えており,それがもしフィクションの中だけで解消されるのであればそれは良いことでないかと思っています.
もちろんフィクション作品が人の暴力衝動などに火を付けてしまう可能性も否定できないので,フィクションを全肯定するつもりはないのですが,斧を使った殺人事件が起これば斧が出てくるアニメ漫画を叩き,ナタを使った殺人事件が起こればナタが出てくるアニメ漫画を叩くマスメディアの安直な論調は不快です.たとえばコートを着て斧を使った殺人犯が「『罪と罰』のラスコーリニコフに影響を受けてやった」と言えば「罪と罰」を規制すべしとなるのか,怪しい物だと思います.世間では,特にマスコミにはアニメ漫画に対する蔑視感情があるように思います.
とまあ,↓の記事を見てなんとなく理屈を書き並べてしまいました.
スクールデイズ衝撃の最終回:1 2 3
2007年9月28日金曜日
フィクションのエログロはエンタテイメントである
ラベル: アニメ
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3 コメント:
それそれ。JOJOやら寄生獣やら手塚マンガやら、俺の大好きな作品にも多々グロシーンあり。“人間”描く上ではどうしても必要なんだなぁきっとこれが。
岩明均(寄生獣の作者)が『ヒストリエ』て作品を出してるが、これなかなか良い。ギリシヤ時代?とかの話。
相当グロいが超オススメだべさ!
ヒストリエ面白いよな.3巻ぐらいまでしか読んでないんだけど.寄生獣の後に出してるやつはどれも巻数が少ないので全部読んでみようかと思うんだが,俺の住んでるところ古本屋がないんだよね.
さすが!話が分かる!
七夕は個人的には今ひとつやったがヒストリエは良い。昔の風子、骨の音も結構好き。あの作者はこれまた偉大だ。
学生街やのに古本屋がないとは!!
今たしか4巻出たとこ。半年か一年に一回刊行するくらいのスローペースよな。4巻シビレるで確実に。
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