
水に流せ
スペースの都合で「水に流せるポケットティッシュ」の後半部分が収まらなかった模様.
全く関係がありませんが,googleがエネルギー開発に乗り出すそうです.とりあえず我が家の屋根に朝日ソーラーでも付けてくれると嬉しいんですが….
「NGT」が書くblogです. 興味があることに関する雑感などを書いていく予定です.
超寒いです.最高気温9度.
第5話で盛り上がったかと思われた機動戦士ガンダム00ですが,第6話(先週)でまたいつもの淡泊な説明台詞だらけになってしまいました.前の感想記事から文句ばっかり書いているようですが,僕はガンダム00を見続けるたった一つの理由があります!それは「効果音が良いから」.BGMは異常なほど地味なのに,本当に効果音は素晴らしいです.ビームライフルやアクチュエータ駆動など,細かいところも凄く良い.
ところでBGM作曲はパトレイバーなどで有名な川井憲次さんなのですが,今回は調子が悪いんでしょうか.こんなにまるで耳に残らないBGMも珍しいと思います.OPといいEDといい,今回のガンダムは音楽周りが不調.
今回(第7回)も効果音だけを楽しみに見ます.
マーティ・フリードマンのJ-POPメタル斬り/延長戦と言うのを見つけました.僕は楽譜すら読めない人間ですから専門的な話をされるとさっぱりわかりませんが,音楽を通じた日本論の部分が凄く面白い.
マーティ・フリードマンは音楽に詳しい人には有名な人みたいですが,
↑こんなコラボを実現したりしてファンを感動(困惑)させているようです.要するに日本音楽オタクなのですが,そのマーティが各楽曲のレビューを中心にしてJ-popについて考察しているのが上記のコラムです.豊富な日本経験と音楽オタ知識を通じた日本観が面白い.
たとえば,ゆずやコブクロのようなデュオがアメリカにいないことについて:
ゆずとかコブクロとかアコギ系の男性2人組ユニットの活躍が目立ってるよね。それって、アメリカの音楽シーンだと、おそらくありえない現象なんです。湘南乃風やスガシカオのようなジャンルを混ぜるのが上手いアーティストに触れる前に:
何でかっていうと、アメリカではギターを買いたがる若い男って、ほとんどがロックかメタルの影響を受けてるから、アコースティックなユニットなんてまず組まない。わざわざアコギを選ぶ人っていうのはソロシンガーの場合が多いんだけど、その弱点はゆずやコブクロみたいなハモりがないこと。
アメリカの場合、ミュージシャンになる入り口ってジャンルによってスタイルが決まっちゃう。アコースティックならソロ、ロックならバンドみたいに。だけど日本ではもっといろんな入り口があるんだよね。それってすごくいいことだし、うらやましいなって思います。
最近の洋楽と比べたときに、J-POPが特に面白いところは、いろんなジャンルの音楽がすごく盛んに融合されているところです。ウルフルズは非常に独特のアーティストのようで,:
アメリカの音楽シーンだと、「メタルバンドはメタルだけ」「R&BシンガーはR&Bだけ」っていうふうに、ジャンルの壁が日本よりも厚いし高いんだよね。アーティストが別のジャンルに挑戦したいって思っても、レコード会社がなかなかそういう冒険を許してくれない。もちろんミクスチャー系はあるけど、ラップとメタルとか、テクノとロックとか組み合わせが決まってる。でも、J-POPには、実験的な融合にチャレンジしてる曲がたくさんあるから、アメリカ人の僕の耳からすると最高に刺激的!
今回はまずウルフルズの新曲『両方 For You』を聴いてみたんだけど、僕はやっぱり外国人なんだな、と久々に実感しました。最初聴いたときは、どう受け止めればいいか、分からなかったですから…。最近は僕の耳も日本人に近くなってきたみたいで、こんなことはほとんどなかったんだけど…。
何に驚いたかってうと、まず、この連載ではJ-POP界のいろんなアーティストを洋楽のアーティストにたとえてきたけど、ウルフルズはロックバンドなのに洋楽の影響が全く見つからないんだよね。
あと、ウルフルズって歌詞はコミカルで遊び心が満載だけど、サウンド自体はすごくちゃんとしてるじゃん。メロディーは歌謡曲の王道で分かりやすいし。コミカルさとまじめさが混じっているのは洋楽ではありえないです。なんでフザけた部分を入れる必要があるのか、全然飲み込めませんでした。
アメリカにもウケ狙いのパロディーソングをやってる人はいるけど、サウンド面はあまり力を入れていない人が多いし、ほとんどが一発屋で長続きしない。でもウルフルズは、コミカルではあるけど爆笑ではないし、もっと歌詞の意味を大事にしてて、感情をじっくり聴かせるサウンドの作りだから、笑えるのに何度聴いても飽きさせないんだと思います。
「日本人というとリズム音痴」って言われることも多いみたいだけど、J-POPをたくさん聴いてきた結果、そんなことはない気がしています。というのもJ-POPの中には、歌ったり演奏したりするのが難しい“変拍子”だったり、変なリズムパターンの“プチ変拍子”だったりの隠し味がしょっちゅう入っているからです。
プログレみたいにテクニカルでマニアックな音楽なら変拍子が多いのも分かるんです。テクニックを見せつけるのが、そういうジャンルの特徴じゃん。
だけど日本の場合、お茶の間に流れる普通のポップミュージックの中に変拍子が混じっている。しかもメロディーを邪魔しないようにこっそりです。それが実は曲のフックになっているのも興味深いところです。
「それでもあきらめなかった24人の偉人」.
偉大な人たちが紹介されていますが,この中で僕が特に好きなのはチャーチルですね.
第2次世界大戦の時は我が国の敵に回った人ですが….「もし日本軍が東南アジアのイギリス・オランダ領に限定して攻撃してきた場合は守るすべがない」という悲観的な見立てをしており,また戦艦プリンスオブウェールズが沈められたときは「周囲に人がいなかったことに感謝した」というほど狼狽したそうですが,アメリカを味方に参戦させた後は最終勝利を確信したそうです.こういう先の先が見えてる人ってのは,かっこいいなあと思うのです.簡単に言えば戦術眼でなく戦略眼がある人が好きです.
チャーチルといえば共産圏との戦いを予言した「鉄のカーテン」が有名ですが,第2次世界大戦中,ルーズベルトが日本の無条件降伏に拘るためチャーチルは「日本軍の名誉を重んじた決着の方が良いのではないか」と言ったところルーズベルトは「真珠湾を騙し討ちした以上日本に残されるべき名誉など残っていない」,スターリンは「無条件降伏などと言わず,降伏させさえすれば後は好きにできるではないか」と言ったそうです.いかにも英米露を代表するような意見で面白いのですが,チャーチルは日本の軍事力を完全に潰してしまうと後々別の問題が出てくること,具体的には共産圏の勢力を伸ばすことを予見していたのかもしれません.
そういやデスノートの魅上が「尊敬する人物」にチャーチルを挙げていたなあ.なんでだ?
「理科系の作文技術」(木下是雄著,中公新書.1981年に出版され現在まで57版の名著です.初版が古いため手書きの原稿執筆やOHPによる学会発表を前提にした話が多いですが,理系必読の書です)に,チャーチルに関するちょっとしたエピソードが掲載されています:
1940年,壊滅の危機に瀕した英国の宰相の座についたウィンストン・チャーチルは,政府各部局の長に次のようなメモを送った.後に『第二次世界大戦回想録』でノーベル文学賞を取ることになるチャーチルですが危急の時は機能性を取った訳で,柔軟な人だったのかも.
我々の職務を遂行するには大量の書類を読まねばならぬ.その書類のほとんどすべてが長すぎる.時間が無駄だし,要点をみつけるのに手間がかかる.
同僚諸兄とその部下の方々に,報告書をもっと短くするようにご配意願いたい.
- 報告書は,要点をそれぞれ短い,歯切れのいいパラグラフにまとめて書け.
- 複雑な要因の分析にもとづく報告や,報告にもとづく報告では,要因の分析や統計は付録とせよ.
- 正式の報告書でなく見出しだけを並べたメモを用意し,必要に応じて口頭で補った方が良い場合が多い.
- 次のような言い方はやめよう:「次の諸点を心に留めておくことも重要である」,「…を実行する可能性も考慮すべきである」.この種のもってまわった言い廻しは埋草にすぎない.省くか,一語で言い切れ.思い切って,短い,パッと意味の通じる言い方を使え.くだけすぎた言い方でもかまわない.
私のいうように書いた報告書は,一見,官庁用語をならべ立てた文書とくらべて荒っぽいかもしれない.しかし,時間はうんと節約できるし,真の要点だけを簡潔に述べる訓練は考えを明確にするにも役立つ.
今日,学校にいる時間から無性にレバーが食べたくなり,困りました.このままでは明日もレバーが頭にちらついて研究が進まなくなるので,レバーを買って帰りつや煮を作って食べました.美味しかったです.
ところでレバーにはビタミンAが多いそうですが,ウィキペディアでビタミンAを調べてみるとなにやら恐ろしい一節が.
食中毒症状
イシナギ、サメ、マグロ類などの南方魚や鯨、シロクマの肝臓を食べ過ぎると食中毒として起きる。
中毒症状は食べた後30分~12時間であるが、ほとんどは短時間でおきる。
- まず、激しい頭痛がある。嘔吐や発熱を呈すこともある。これは早く回復する。
- 次に、1~6日後に顔面の皮膚が、はがれ落ち、手足、全身に広がる。
- 1ヶ月くらいで全身の皮膚がはがれる。
(※この記事はいったん投稿した後に若干書き直しています)
ここまでで気に入ったキャラは,王女様を言葉責めでいびる眼鏡侍女
子供の頃に小沢さんに抱いていた印象は「顔が怖い.悪そう(に見える)」.
年を取った今の僕の印象は「いつも政治の話題にはなってるけど,結局のところは自民党が与党っていう大局はほとんど動かせてない人」というところ.今回の大連立案→辞任の騒動も細かいことはわからないのですが,「小細工を弄して自滅したんじゃないか?」とか思っています.
小沢さんが大まかに見てどういう政治人生を歩んできたのかは池田先生のblogエントリ「小沢一郎氏の終焉」がわかりやすいです.
小泉内閣の規制緩和政策はもともとは小沢さんが主張していたことだったそうですから,1991年に小沢さんが素直に首相になっていれば日本の経済も随分よくなっていたかもしれません.もっとも参照したj-castの記事では
今の小泉純一郎首相の主張を先取りするような政策だった。「改造計画」を政官業一体でやって来た過去がどうつながるか、考えるのは無駄である。小沢の立場が変わったから主張を変えただけである。このころ小沢は最大派閥である竹下派内の権力闘争で破れ、新派閥旗揚げ、自民党離脱という政治的転機にあった。新党立ち上げには、自民党に対抗する政策が必要だった。官僚組織内部で旧来の路線を疑問視してきた改革派官僚の知恵を借りて作ったのが「日本改造計画」である。とあり小沢さんの政治思想に一貫性があると仮定した上の議論は無駄かもしれません.著書「日本改造計画」で規制緩和を主張したのが1993年のことで,小沢さんが1991年の時点で規制緩和の発想を持っていたかどうかはわかりませんし.
小沢氏は自分の気にくわない記事がでたから、マスコミを批判している感じだと書かれてしまったのも当然だと思います.
「男子校カフェがオープン」(痛いニュース).
男子校はこんな美しい場所ではない!異性の目がないからみんな下ネタが容赦無い.教師もちょくちょく下ネタを言うから困る.
あと,母校はキリスト教系でしたが,僕の聖書の背表紙がいつの間にか金色に塗られたりしましたね.まあ,楽しかったけど.金色に塗った犯人は今も元気なようなので,天罰に当たらずに済んだみたいです.南無~.