2007年10月16日火曜日

アンサイクロペディアおばちゃん三部作

アンサイクロペディアは,ウェブ百科事典ウィキペディアのパロディサイトのような物で,各項目がふざけた記述に満ちあふれたなんとも楽しいサイトです.ただ,実在の人物などについても誹謗中傷に近いことが書かれていることが多いためギャグをギャグとして楽しめない人は読まない方がよろしいかと思います.

まあどういうサイトなのか気になるならば実際閲覧してみるのが良いと思いますが,見るのがちょっと怖いという人はウィキペディアの項目「アンサイクロペディア」(ややこしい)を読むとわかりやすいと思います.

最近見つけた中で面白かったアンサイクロペディアの記事は,おばちゃん真のおばちゃん大阪のおばちゃんのおばちゃん三部作(僕が勝手に命名)です.

まず「おばちゃん」は

おばちゃんは、日本の良心です。

おばちゃんについていろいろ言われることもあるけど、それでもみんなに愛されてる。おばちゃんは、あったかいお母さんなんだな。働かない若者、しつけのなってない子供、常識のない学生、そういった日本の悪い膿みたいなものを浄化する、懐の深くて広い、日本のあったかい良心なのです。
となにやら暖かみのある出だしで,全体的にも愛情溢れる記述となっておりますが,「真のおばちゃん」になると出だしから
真のおばちゃん(しんの-)とは、人類の中では、最も破壊力と耐久力の大きい、人型汎用決戦兵器である。
ともはや人外兵器の如き扱いになっており,ついに「大阪のおばちゃん」になると出だしはアドルフ・ヒトラー,ムスカ,織田信長が大阪のおばちゃんの威容を称える内容となっており凄いことになっております(写真も凄い).

でも,「おばちゃん」では
もったいないことが嫌いで、捨てずに食べます。どんどん食べて大きくなります。
「真のおばちゃん」では
ありとあらゆる食品がエネルギー源であり、処理能力が非常に高く、好き嫌いが全くと言っていいほどない。子供の食べ残した食事を「好き嫌い言っていると大きくなれない」と叱咤しながら次々と処理する。モッタイナイ思考回路が非常に発達しており、冷蔵庫の残り野菜や期限切れのものもエネルギー源と見なす(家庭内からは不満の声も)。
と,多少共通点がある模様.

ふざけた記述が多いアンサイクロペディアですが,「大阪のおばちゃん」の
・おおむね豹柄アイテムで着飾る特徴があり、一部の伝説では「喰った豹の数だけ豹アイテムを持つ」らしい。
・ウェストにくびれがなく、むしろスリーサイズの中でウェスト最大である個体数が多く観察されている。
・頭部をパンチ状、または遠目から角刈かと誤認される短髪に施す例が多い。理由を「手入がらく」だとシンプルに主張しているそうだ。しかし、おばちゃんですらなく、おっさん化してる観は否めない。
・とつぜんカバンからガムとか飴ちゃんを取り出して、周囲の人間へ気前良く恵む。真髄を極めた個体ならミカンを取り出す。ただし、この恵みを授かった者に格別な御利益は何もなく、ただのガムや飴である。
・雨天でも自転車に載って出撃できるよう、道路交通法を無視してでも自転車へ傘を立てる武具(通称サスベー)を必ず装備している。道交法より何より、自分優先の傾向が強くて「そんなもん、いちいち知らんわ」などと吐き捨てる。
この辺は真実に近いから驚きます.事実は小説よりも奇なり.
故郷と家族の名誉のために書いておきますが,僕の実家周辺はこういう人が全然いません.まあ田舎だからね.街に出るとそりゃもう凄い光景です.

3 コメント:

匿名 さんのコメント...

そりゃおらんやろ??
だって、大阪とは思えないような地域なんだから・・・。

春に猛吹雪になる地域なんて大阪じゃないぜ。

匿名 さんのコメント...

アンサイクロペディアは前から時々見とったよー。
うちらの高校時代に流行った「ゲーム帝国」と通じるところがあると思うんだがあれは(笑)。個人的には最初の「アンサイクロペディアについて」のページが結構好きだな。

・・・久々に見たら亀田大毅が切腹して父親が介錯したことになってて噴いた。

NGT さんのコメント...

>>WKN
一時期I市と合併する話があったんだけどなあ.あれが実現してたら俺も今頃市民.

>>ぶーちゃん
「亀田三兄弟」のところの"自宅警備員"の回数が面白い.